禁酒1年を達成して変化したこと

健康

2020年8月から禁酒をはじめて、現在までアルコールをまったく飲んでいません。

その1年4か月の間に起きた変化について書いてみようと思います。

これまで私はお酒(特にビール)が大好きで、お祝い事やイベント、週末の楽しみに飲酒を繰り返していました。

飲み会でも飲み過ぎることが多く、次の日は二日酔い。(T_T)

時には記憶が全くないこともありました。家飲みの量は1日1リットル~1.5ℓというところ。

ビール500㎖がほとんど。1週間の仕事が終わり、週末に飲むビールがなによりの楽しみ。

なにも予定のない休日には昼間に飲むこともありました。

禁酒を始めたきっかけ

毎年8月になると健康診断を病院で受けているのですが、なるべく良い成績になるように1週間の禁酒期間を決心しました。

検査の1週間前からお酒を控えて、健康的に過ごしてみる。

普段から休肝日は設けていましたが、ついつい飲酒が続くこともありました。

そのうえ飲み会などが入れば連続飲酒の日々。

健康診断までの辛抱だと思い、一週間の禁酒に成功!検査結果の数値も良く、かなりの健康優等生でした。

診察してくださった先生からは「数値的にはかなり健康的です。なかなかいませんよ。」とお褒めの言葉を頂いた。

禁酒期間中は体調も良く、疲れの取れ方がいつもと違うことを実感

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Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

コロナ禍で飲み会が激減

健康診断からほどなく、コロナの感染が広がってきていた。

その結果、会食や飲み会がまったくなくなったのです。

これって禁酒のチャンスかも⁉

このタイミングで飲酒習慣をやめてみたらどうなるか?

健康的な生活習慣を継続してみたいと思うようになった。

まわりの友人達は家で飲酒する機会が増えて、ついつい飲み過ぎてしまうという話をしていた。

たしかに家だとリラックスして好きなだけ飲んでしまうのかもしれない。

飲み会がなくなって寂しいとは感じたが、ポジティブにとらえるように考え方をシフトすることができた。

これまで以上に体調管理に気をつけ、体の免疫力を高める。

同時に感染予防対策をしっかり行う。なによりも健康が第一だなと思えるようになった。

飲酒に対しての思い込み

禁酒をはじめて1か月間くらいは、こんな風に思っていた。

「酒をやめたら楽しみが減る」「家族のイベントやお祝い事が楽しめなくなるんじゃないか?」

そう、なにか楽しい席ではいつもお酒があったのだ。

キャンプでもお誕生日会でも飲酒することで楽しみが倍増すると思っていた。

テンションが上がって気持ちよくなって楽しい思い出ができるんだと思い込んでいた。

お酒無しのイベント事に慣れるのには少し時間がかかった。

ビールのないキャンプなんて寂しすぎるとか、夜のリラックスタイムになにしたらいいんだ?みたいな感じ。

それも時間の経過とともに薄らいでいった。

飲まない状態が当たり前になってくるのだ。

ポジティブな習慣の力ってあるんですね。

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Photo by James Wheeler on Pexels.com

禁酒1年以上経っても飲みたくなる瞬間がある

驚いたのが1年以上飲んでいなくても、生活のふとした瞬間に飲みたいな~と考える自分がいること。

一番影響を受けるのが、テレビのCMだ。

美味しそうにビールをごくごく飲んでいる映像をみると飲みたくなってくるのだ。

超有名芸能人が東京オリンピックをビール片手に応援しているCMなんて見た日には、かなり心がざわつきました。

美味しそうだわ、楽しそうだわ、スポーツ観戦にビールはたまりませんでしょう!

それだけCMの影響力って強いんだなと気づけた。

脳がフラッシュバックするような感覚。まるで薬物依存と同じじゃないかと思う。

それからはそのようなCMが流れると、目をそらすようになりました。

飲みたくなった時に読んだ本

ビール飲みたいな~なんてたま~に思ったときは、この本を読んでアルコールの怖さを再確認した。

読むだけで絶対やめられる 禁酒セラピー アレン・カー

  • 飲酒は自分でコントロールできるという間違った考え
  • アルコールは薬物と同じ
  • 酒を飲まなくても人生を謳歌できる
  • 飲まない方がより人生を楽しめる
  • アルコールから解放される爽快感

これまでのアルコールに対する考え方が、根本的に変わりました。禁酒を目指している方にはバイブルとなる内容なのでおすすめです!

年末の飲み会飲酒対策

今年も年末に差し掛かり、忘年会シーズンがやってまいります。

まだコロナの影響で油断は禁物ですが、世間は飲み会や会食が増えてきているようです。

これまで続いてきた禁酒が継続できるかどうかの瀬戸際でございます。

よく聞くのが、飲み会の席では酒を飲むけど普段は全く飲まないという人。いますよね?

私にはこれがまねできないのです。一度飲酒すれば、習慣化するのは目に見えている。

コントロールができないのです。我慢しようと思えばその時点でストレスになるし、飲んだら飲んだで後悔するでしょう。

結局飲酒してその場は楽しかったとしても生活習慣に負の影響を及ぼすのです。

結果、飲み会自体が嫌いになってきて、参加したくなくなってしまう。

せっかくのコミュニケーションの場がストレスフルに!これは避けたい。

しかし、よく思い返してみると、お酒を飲まなくても飲み会を楽しんでいる人達がいることに気がついた。

このステージに上がることができればめちゃめちゃ楽しいコミュニケーションがとれるのではないか?

そう考えるようになったのです。相手との会話で優良な情報を得られたり、はっちゃけた会話への対応力。

意見の食い違いがあったとしても、感情的にならずに対処できる。(酔っているとこれは難しい)

adult alcohol bar bartender
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まとめ

今年の年末はお酒を飲まないと決心しました。

去年はコロナ禍でなにも考えずに禁酒が継続できましたが、今年は飲み会や会食する機会がありそうなので・・・。

周りからは「ちょっとぐらいならいいじゃん」とか「付き合い悪い」とか言われそうだが、知ったこっちゃありません。

自分の健康は自分で守らなければならないのです。

他人は責任を取ってはくれません。

ただし、飲み会の席はおもいっきり楽しむことに専念したい。

ノンアルコールでも盛り上がれるはずなのです。これからどんな年末年始になるか楽しみでございます。

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