今回は「糖尿病」について学んだことをシェアしたいと思います。
私の父は大腸がんで亡くなったのですが、その前に糖尿病でもありました。
この糖尿病であることが、がん治療の弊害になったのです。
わりと早いうちにガンは発見されていたにもかかわらず、治療、進行を抑えることができませんでした。
血糖値をコントロールする薬を飲んでいるせいで、手術が遅れたりすることもありました。
なので、ガンだけが亡くなる原因ではなかったのです。
糖尿病について間違った常識
<間違った常識①:血糖値が上がるにすぎない病気>
この病気の恐ろしさは、血糖値が上がることだけではなく、合併症にあります。
糖尿病が進行すると糖が徐々に血管を攻撃していくので、動脈硬化が進み、血管がボロボロになります。
- 心臓の血管→心筋梗塞
- 脳の血管→脳卒中
- 腎臓の血管→糖尿病性腎症
また、足の血流が悪くなると、やがて足壊疽になり、足を切断することになります。
網膜の血管に障害がおこると失明します。
<間違った常識②:治癒可能な病気>
糖尿病はコントロール可能な病気ではありますが、一度発症すると完全な状態に戻ることは困難です。
糖尿病は治りません!
<間違った常識③:大食いの人、太っている人がなる>
小食の人でも砂糖が大量に入った甘いお菓子や飲み物をとれば、少量であっても血糖値は急激に上昇します。一日に何度もスイーツを間食するような習慣は、非常に危険です。
極端な「やせ」でも、インスリン抵抗性が下がるので、糖尿病になりやすいのです。
<間違った常識④:原因は食事である>
糖尿病の原因として食事は重要ですが、睡眠不足、運動不足、多量の飲酒、喫煙、ストレスなども、その発症と深くかかわっているのです。
暴飲暴食、不規則な生活とストレスが、「合わせ技一本」のように、糖尿病を引き起こすことを覚えておいてください。
まとめ
これまで糖尿病は薬でコントロールできる病気だと、簡単に考えていました。
そして、間違った常識に囚われていることに気づきました。
間違った常識①~④のすべてを勘違いしていたのです!
この内容を学べたことが人生を変えるきっかけになるかもしれません。
なんせ、甘いスイーツや和菓子は大好きですから(;´・ω・)
でも、食事には本当に気をつけなければ取り返しのつかないことになります。
とはいえ好きな食べ物をまったく食べれないのは辛すぎる。
限度、量、タイミングを上手にとれば、食事の楽しみも継続できます。
バランスの良い食事、運動、睡眠、生活習慣を整えることが大切ですね。
といことで今回は「糖尿病」についてでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ではまたバイバイ♪
参考文献:これからの生き方図鑑(樺沢紫苑)
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