みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私の好きなpodcast番組に「愛の楽曲工房」というラジオがあります。
この放送のなかで、育児と家事について話していることが胸に刺さったのでシェアしたと思います。
このラジオはパーソナリティーに樋口聖典さん、樋口太陽さん、青柳貴也さんの三人でおしゃべりする
超面白いライフハック番組です。
ほぼすべての放送を拝聴していますが、その中でも特に印象に残った回をご紹介します。
それは#88#89の聖典の育児&家事プロマネ体験記
あらゆる世代のお父さんに聴いていただきたい内容です。
内容紹介
パーソナリティーである樋口聖典氏が育児と家事を2週間完全ワンオペで体験したという話。
実際の体験から奥さんがやってくれていた家事・育児のタスクが半端じゃないことに気づいた。
「これはヤバい!」と思う作業量
多くのお父さんは家事や育児を「手伝う」という感覚でいるという事実。
実際私もそうでした。(反省)
これは良い悪いではなく、例えば起業したとして、共同代表だと責任の所在が曖昧になってしまうことがある。
日本における家庭環境は父親が外で働き収入を得る、母親が家のことを守る。
そのような固定概念がいまだに残っているのだと思われる。
時代は変わり、核家族化し夫婦共働きがデフォルトとなった今、概念だけが取り残されている。
父親のワンオペでおちいりやすい罠
- 妻が手を差し伸べてしまう
- 夫が自分のやり方でアレンジしだす。
- 一日署長状態になる
夫が家事や育児をやってみると、どうしても妻よりも段取りが悪かったり、修正が必要になってしまうことがある。
そのような時に妻が気づいて修正をする。
夫は修正してもらったことを知らずに自分ができたと勘違いしやすい。
そして、段取りや展望が見えていない夫は効率の悪い方法で家事をアレンジしてしまう。
これは妻からしてみればストレスである。(現場と理想は違うんだよ状態!)
1日署長状態とは、家事や育児をごく限られた短いスパンでしたとらえきれない夫の行動。
例えば子供の為に食事を作るとしてどんなものを作るのか?子供のリクエストに応えがち。
子供が好きなメニューを作るのだから、子供は喜ぶ。
特別な単発イベントのひとつみたいな感覚で料理をするからだ。
一方で妻は食事を毎日の栄養バランスを考えながら作ってくれている。
そう、特別タスクと定住タスクの違いがあるのだ。
専業主婦の問題点
事業に例えると各部署に分かれており、夫は会社に収入をもたらす部署。
妻は経理や責任を負うため、外注できない部署である。
他人に頼めないという精神的プレッシャーがのしかかる。
気持ちが優しい人ほど、辛いという傾向があるのではないだろうか。
家事をお金で解決する方法
多くの家庭が家事や育児をプロに依頼した経験がない。
自分の生活空間に他人が入ってくるイメージがなかなか持てない。
その点、海外はベビーシッターなどよく利用しているイメージがある。
日本の夫婦にはサブスタッフがいないのだ。システムとしてそれは※単一障害点といえる。(※事業が滞ってしまうようなエラー)
これらは一度プロに依頼してみるという経験をするしかない。
家政婦さんに依頼、外食で食事を済ますなど。
夫婦が共に休めるよう、お金で解決するという方法もある。
樋口氏の感想
夫は作業タスクをこなして責任をはたしていると勘違いしやすい。
見えない部分で膨大な責任を背負うタスクがあることに気づけない。
家事・育児はタスク管理のスキルが必要!家庭は経営でありプロジェクトである。
締め切りがあるし、リソース分配が必要。家庭から経営学を学べる。
妻は家事や育児を誰からも教わっていないのである。
育児は命を背負っている。夫はその責任を本当の意味で理解できないかもしれない。
理解できないことを謙虚に想像することしかできないのだ。
一方妻も夫の責任を理解することは難しい。お互いのことを想像することが大事。
放送を聴いて風男の感想
私の家庭は結婚して15年目。
昔に比べると家事をこなせるようにはなってきたものの、やはり最終的な責任という部分は奥さんが担ってくれている。
子供のことや家計の管理など多くのタスクを奥さんに任せている現状。
少しでも負担を減らそうと家事をするのだが、いまだに心の端っこに、手伝い感覚が残っているのだ。
子供が大きくなり、育児にかかるタスクはかなり減ってきているが、まだまだ時間に追われる毎日を過ごしている。
どうしたら、夫婦ともに余裕のある生活を送れるだろうかと日々試行錯誤しています。
お互いが尊敬し、感謝の気持ちをもって家事・育児に取り組みたい。
それぞれの責任を互いに想像して思いやる心を忘れたくないものです。
「愛の楽曲工房 」聖典の育児&家事プロマネ体験記は家庭をもつ幅広い世代のお父さんに聴いていただきたい放送だと思い綴らせていただきました。
なにかの気づき、お役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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