「グリーンブック」

映画評

映画グリーンブックの紹介

2018年アメリカ映画。1962年、アメリカではまだ黒人差別が根強く残っていた時代。特に差別が色濃い南部へコンサートツアーを決行することになった黒人天才ピアニストのドクター・シャーリーは、イタリア系白人で用心棒兼運転手のトニーを雇う。お互いに多くの時間を過ごすうちに、2人は次第に人種を超えた友情を築いていく。グリーンブックとは、1950~60年代に人種差別の激しかったアメリカ南部を旅する黒人のために製作された施設利用ガイドブックのことです。 

感想

この映画を観るまでは、グリーンブックというガイドブックの存在すら知りませんでした。

人種差別というテーマを重くなり過ぎないで楽しむことができる。

トニーの破天荒な行動や笑えるセリフも魅力的。

気難しいドクターシャーリーの孤独に悩む葛藤も胸に迫るものがありました。

日本に住んでいると、人種差別の根深さを知ることは難しい。

この映画を通して、差別問題について考えるきっかけになりました。

映画を観た我が家の子供達も「わかりやすくて面白かった!」と言ってました。

人種差別の問題を考えさせながらも、トニーとドクターシャーリーの友情に心が温まる感動作品です。

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