瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく(書評)

書評

今回ご紹介する本は

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく  電通コピーライター 荒木俊哉

選書理由

普段のお仕事で会議やミーティングの際、意見を求められたりすることってありますよね?

そんな時にうまく言葉がまとまらない、瞬時に応えることができなかったりします。

なぜ瞬時に言語化できないのか?

どうしたら頭の中の言葉をわかりやすく伝えられるのか?

そんな疑問からこの本を読んでみました。

おすすめ箇所

①「伝え方」を学んでも「言語化力」は身につかない

コミュニケーションは「何を言うか」と「どう言うか」に分かれます。

私たちがなにかを発言する際、「どう言うか」を考える前に、「何を言うか」を考えるはずです。

この言う「内容」こそが「何を言うか」であり、そのためのスキルが「言語化力」です。

伝え方と言語化力は全く違うスキルだということを理解しましょう。

②無意識を言葉にした「量」が、言葉の「速さ」を生む

普段からありとあらゆるテーマの「問い」を自分に投げかけましょう。

あなたならではの思いや意見が言葉の状態で頭の中にたくさん蓄積されることで、たとえば会議などでどんな角度の質問が飛んできても、すぐに意見を述べることができるのです。

すなわち「量」が「速さ」を生み出していきます。

たくさんの言葉を蓄積し、質問に適した言葉を選択できるようになるのです。

③ snsを活用して言語化力を磨く

言語化トレーニングとしてsnsを活用する場合、あなたの経験を発信することをぜひ意識してみてください。

「経験を発信する」ということは「できごと」と、そのできごとを通じて「感じたこと」をセットで発信するということです。

snsの場合は「伝わる言葉」を意識することも大切してみましょう。

実践ポイント

日々の日常で感じたことや気づきをsnsを活用して言語化するトレーニングをしたいと思います。

「できごと」+「感情」を掛け合わせて自分独自の言葉を発信していきたいです。

感想

この本を読んで、そもそも自分の頭の中にある思いや意見は言語化されていない「イメージ」の状態であることがわかりました。

当然イメージは言語化されていないので、発言することができません。

大切なのは頭の中で浮かんだ言葉をとりあえず書き出すこと。

その言葉から一度客観的に自分の思いや意見を知るということが大事。

言語化する過程やトレーニング方法を学ばせていただきました。

詳しいトレーニング方法はぜひ本書をご一読ください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

ではまたバイバイ♪

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