お米の本おすすめベスト5

書評

これまで親にまかせっきりだったお米を作り

体力の限界ということもあり、親から世代交代を告げられて2年目

親からアドバイスはもらっているものの、もっと学ぶ必要がある

ということで、まずは本を読むことからはじめました

コメ本5冊ランキング

今回読んだ本はこちらの5冊

表紙画像①

 

おすすめランキング№1

ブランド米開発競争 美味いコメ作りの舞台裏  熊野孝文 中央公論新社

こちらの本は日本のブランド米といわれるコシヒカリの食味ランキング陥落や

その他の新品種、開発競争の舞台裏話などが知れておもしろかったです

最近の異常気象や担い手不足問題の課題もリアルに記されています

海外では日本の無農薬米は有機農法米よりも人気があり、少しずつ市場を広げているようです

高値でも売れているが、担い手不足やコロナの影響もあり減速傾向にあるみたい

スマート農法やAIを活用した最新の技術についても学べます

 

おすすめランキング№2

コメの歴史 (「食」の図書館)  レニーマートン  原書房

アジアと西アフリカで生まれたコメはどのようにして世界に伝わっていったのか

コメに関する祭り、芸術、食文化など幅広くグローバルに紹介されています

日本では当たり前の「炊飯」が海外では珍しい調理法だったり、コメに対する概念がくつがえりました

世界は広い・・・。日本の常識は世界の非常識でした!(^^)!

 

 

おすすめランキング№3

究極の田んぼ 耕さず肥料も農薬も使わない農業 岩沢信夫 日経BPM

この本を読んで、ほんとにこんな育て方があるのかと信じられなかった

刈り取ったイネをそのままの状態で放置

しかも冬のあいだ田んぼに水をためるなんて聞いたこともなかった

見たこともない。その内容は環境や田んぼの生物、人間にも優しい農業だった!

なによりも著者の岩沢さんのバイタリティーに驚きます

「日本不耕起栽培普及会」を設立したり、農機具メーカーと専用田植機の開発と

行動力がすごい!

ものすごく自然を大切に考えられていて、尊敬します

 

おすすめランキング№4

米のはなし(1) 横尾政雄  技報堂出版
この本は6名のコメプロフェッショナルがたずさわっています
何でも知っているような錯覚を起こしがちな米について,その原点から見直してみようという読み物
1989年発売と少し古い本ではありますが、政治、経済、文化、環境など様々な視点からコメについて解説してくれます
品種改良などに携わったことのあるメンバーもおり、科学的な内容についても学べます
品種ごとの特徴や特性も比較してあり、データとして貴重なものだと感じました
表紙画像①左から2番目

おすすめランキング№4

米のはなし(2) 横尾政雄  技報堂出版
米のはなし(1)の続編
内容は(1)とにていますが、コメの貯蔵方法で長くおいしい米を食べる方法など
生活にも役立つ知識が得られます
米の病気や害虫については、実際に米を作っている者としてふかく同意
まさに「いたちごっこ」って感じがします
驚いたことに害虫が進化するという話・・・
あるいみ生命力の強さに感心しました
表紙画像①左はし

まとめ

と、まあ勉強してみて、あらためて米は日本人にとって深く根差した食べ物でした

いろいろな角度からコメをみてみると新しい驚きもあった

これまでの歴史を知ることで、未来の課題解決のヒントを見つける可能性もある

品種改良や農法も進化していて、海外のコメ事情も知ることができた

身近すぎる存在のものに、こんなに驚くことになるとは!!

まだまだ知らないことはたくさんあり、興味がどんどん湧いてきました

自分のコメ作りにも役立つ情報をいかしていきたい

あ!、そうだ、田んぼいこ・・・( ^ω^)・・・

 

追記:今回のランク付けは個人的な嗜好によるものです。悪しからず・・・。

 

 

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