人生やらなくていいリスト

ミニマリズム

今回ご紹介します本は四角大輔さんの著書「人生やらなくていいリスト」

はじめに四角さんのプロフィールについてふれておきます。

よすみ・だいすけー1970年大阪生まれ。ニュージーランドの湖で半自給自足の森の生活を営み、年の数か月は世界中で移動生活を送りながら、Instagram、多数の連載、公式メディア(https://4dsk.co/)を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとし、複数の企業の役員やアドバイザー、大学非常勤講師、会員制コミュニティ(Lifestyle Design Camp)学長を務める。

photo of lake under white clouds
Photo by Anthony Waymouth on Pexels.com

やらなくてもいい。できなくてもいい。じぶんらしくていい。

他人や社会から評価されるためではなく、「あなたらしい成功」を、

誰かの理想ではなく「あなたにとって理想の人生」を、目指せばいいのだから。

人生やらなくていいリスト~はじめに~より

著書

・『LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』(2018/9/6発売)
・『バックパッキング登山入門〜自由に山を旅する61の流儀』(2018/7/27発売)
・『バックパッキング登山紀行〜歩いてしか行けない世界へ』(2018/7/27発売)
・『人生やらなくていいリスト』(2018/4/20発売)
・「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」(2017/4/14発売)
・「The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅」(2016/8/7発売)
・「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」12万部突破
(2012年:TSUTAYA年間総合6位、ブックファースト年間ビジネス8位)
・「やらなくてもいい、できなくてもいい。~人生の景色が変わる44の逆転ルール
・「Fly Fishing Trip」(共著)

body of water under the dramatic sky
Photo by Marek Piwnicki on Pexels.com

(要約)15個の抜粋ポイント

人は「ありのまま」でいる時こそが、他人には「いちばん魅力的に見える」ということ。そして、人はすべてをさらけ出している瞬間こそが、「もっとも美しい状態」であるということ。

独創性と唯一無二の絶対個性。それは人の「得意」と「苦手」の掛け合わせで生まれる「オリジナリティ」のこと。これからは、欠点をなおすことに時間と手間をかけるより、いいところを伸ばすことに集中したほうが、絶対にいい。

ぼくは主役にはなれなかったが、「チームでは自分にしかできない役割を担っている。与えられた居場所にいることが幸せだ」と心から思えた時、飛躍的な結果を出せるようになった。

もし、「自分がやりたくないと思っていること」に、人生のほとんどを費やす生き方をしていると考えたら、恐ろしくならないだろうか。「TO DO」に振り回されていると感じたら、「やりたいことリスト」を書いてみよう。それは、目的ではなく、「やりたいこと」を形にするための手段であるということに気づけるから。

人生は一度きり。しかも寿命という〆切が設定されている。そんな人間にとっては、時間こそが命。「TO DO」に命を捧げるか、「やりたいこと」に命を賭けるか。選ぶのはあなた自身だ。

「小さい頃から何となく気になっていたこと」「昔から心地いいと感じていた状態」といった、自分の内側にひっそりと眠っていた、小さくて、ささいな感覚や感情を、引っ張り出す努力をしてみてほしい。

仕事に限らず、人生でも同じ。本当に必要なのは、「多数のなんとなく仲のいい人たち」ではなく、心から信頼できる「ひとり」であることを知っておいてほしい。

えこひいきしてなにが悪い。心を込めてリスクをとってくれた人には必ず、堂々と恩返しをしよう。

ライバルは必要ない。パーフェクトな師匠も必要ない。どこか一点、強烈な魅力や強みを持つ「身近なひと」を探すことから始めよう。そしてそれは、あなたのすぐ隣にいるものだ。

生きるとは、一生をかけてあなただけの「本来のイビツな形=あなたのうちに眠るアーティスト性」を磨き続けること。周りの目や、同調圧力に負けず、その「美しきイビツさ」を命がけで守り抜いてほしい。

自分より立場が下の者を雑に扱う人に、長期的な成功者はいなかった。一時的に出世できても、長続きはしなかったのだ。

現代のチームリーダーが常に意識すべきはこの3点。

  1. メンバーが才能を最大限に発揮できるよう「潤滑油」になること
  2. 個々が自発的に動ける「余白」を残すべく務めること
  3. チームで目指す「たった一つの目標」を忘れないこと

不純物ゼロの「好き」「楽しい」「やりたい」といった、純粋で熱い気持ちから生まれたものこそが、最も美しく、人の心を打つのだ。「100万人に届く歌は、誰か一人のためにつくられたもの」人生で、仕事で、恋愛でもし迷ったら、この言葉を思い出してほしい。

最強のブランディング戦略とは、社会状況とは関係なく、その人らしさ、つまり、オリジナリティを突き詰めていくこと。あなたらしさを最大限に表現した状態こそが、あなたがもっとも美しい姿なのだ。

人生という「ロングトレイル登山」で、ずっと下向きで歩いていては意味がない。同じく長く険しい山道を歩くなら、小さな花や鳥の声、流れる雲や気持ちいい風を感じ、五感すべてで味わいながら歩いて行こう。

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Photo by Mark Macnamara on Pexels.com

(実践)3個の行動ポイント

  • 純粋に楽しそうなこと、やりたいことリストを書く
  • 自分の得意と不得意を認め、得意なことを伸ばすことに集中してみる
  • 年齢や立場に関係なく、シンプルに全員が対等だと考える
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Photo by David Riand on Pexels.com

感想・まとめ

この本を読んで感じたことは、自分の個性を大切にしようということ。

それがたとえイビツな形であったとしても、オリジナリティであり、美しいのだと。

他人に認められる必要もないし、無理に形を整える必要もない。

正直な自分をさらけ出すことは恐怖を感じることもある。

しかし、周囲に合わせて偽った自分はとても息苦しさを感じないだろうか?

世間の常識やルールは絶対だという思い込みを捨ててみよう。

従うべき絶対ルールは「自然の摂理」。

もし、もうひとつあるとしたら、

「あなたが心の奥底から、本気でやりたいと思えることだけ」かもしれません。

自分のことを「進化」ではなく「深化」させよう!

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Photo by Ketan Kumawat on Pexels.com

本日の書籍情報

【書籍名】人生やらなくていいリスト
【著者名】四角大輔
【出版社】講談社
【出版日】2018/4/19
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】「TO DO」を手放し、仕事の効率を高めたい。
【キーワード】やりたいこと、人生デザイン、ライフシフト
【頁 数】261
【目 次】

  • はじめに
  • 第1章 表現
  • 第2章 孤独共
  • 第3章 仲間
  • 第4章 共創
  • 第5章 仕事
  • 第6章 信念
  • 第7章 感性
  • 第8章 挑戦
  • おわりに

四角大輔さん素敵な本をありがとうございます。

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