今回ご紹介します本は四角大輔さんの著書「人生やらなくていいリスト」
はじめに四角さんのプロフィールについてふれておきます。
よすみ・だいすけー1970年大阪生まれ。ニュージーランドの湖で半自給自足の森の生活を営み、年の数か月は世界中で移動生活を送りながら、Instagram、多数の連載、公式メディア(https://4dsk.co/)を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとし、複数の企業の役員やアドバイザー、大学非常勤講師、会員制コミュニティ(Lifestyle Design Camp)学長を務める。
![photo of lake under white clouds](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/06/pexels-photo-2586067.jpeg?resize=590%2C443&ssl=1)
やらなくてもいい。できなくてもいい。じぶんらしくていい。
他人や社会から評価されるためではなく、「あなたらしい成功」を、
誰かの理想ではなく「あなたにとって理想の人生」を、目指せばいいのだから。
人生やらなくていいリスト~はじめに~より
著書
・『LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック』(2018/9/6発売)
・『バックパッキング登山入門〜自由に山を旅する61の流儀』(2018/7/27発売)
・『バックパッキング登山紀行〜歩いてしか行けない世界へ』(2018/7/27発売)
・『人生やらなくていいリスト』(2018/4/20発売)
・「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」(2017/4/14発売)
・「The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅」(2016/8/7発売)
・「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」12万部突破
(2012年:TSUTAYA年間総合6位、ブックファースト年間ビジネス8位)
・「やらなくてもいい、できなくてもいい。~人生の景色が変わる44の逆転ルール」
・「Fly Fishing Trip」(共著)
![body of water under the dramatic sky](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/06/pexels-photo-9202283.jpeg?resize=591%2C332&ssl=1)
(要約)15個の抜粋ポイント
人は「ありのまま」でいる時こそが、他人には「いちばん魅力的に見える」ということ。そして、人はすべてをさらけ出している瞬間こそが、「もっとも美しい状態」であるということ。
独創性と唯一無二の絶対個性。それは人の「得意」と「苦手」の掛け合わせで生まれる「オリジナリティ」のこと。これからは、欠点をなおすことに時間と手間をかけるより、いいところを伸ばすことに集中したほうが、絶対にいい。
ぼくは主役にはなれなかったが、「チームでは自分にしかできない役割を担っている。与えられた居場所にいることが幸せだ」と心から思えた時、飛躍的な結果を出せるようになった。
もし、「自分がやりたくないと思っていること」に、人生のほとんどを費やす生き方をしていると考えたら、恐ろしくならないだろうか。「TO DO」に振り回されていると感じたら、「やりたいことリスト」を書いてみよう。それは、目的ではなく、「やりたいこと」を形にするための手段であるということに気づけるから。
人生は一度きり。しかも寿命という〆切が設定されている。そんな人間にとっては、時間こそが命。「TO DO」に命を捧げるか、「やりたいこと」に命を賭けるか。選ぶのはあなた自身だ。
「小さい頃から何となく気になっていたこと」「昔から心地いいと感じていた状態」といった、自分の内側にひっそりと眠っていた、小さくて、ささいな感覚や感情を、引っ張り出す努力をしてみてほしい。
仕事に限らず、人生でも同じ。本当に必要なのは、「多数のなんとなく仲のいい人たち」ではなく、心から信頼できる「ひとり」であることを知っておいてほしい。
えこひいきしてなにが悪い。心を込めてリスクをとってくれた人には必ず、堂々と恩返しをしよう。
ライバルは必要ない。パーフェクトな師匠も必要ない。どこか一点、強烈な魅力や強みを持つ「身近なひと」を探すことから始めよう。そしてそれは、あなたのすぐ隣にいるものだ。
生きるとは、一生をかけてあなただけの「本来のイビツな形=あなたのうちに眠るアーティスト性」を磨き続けること。周りの目や、同調圧力に負けず、その「美しきイビツさ」を命がけで守り抜いてほしい。
自分より立場が下の者を雑に扱う人に、長期的な成功者はいなかった。一時的に出世できても、長続きはしなかったのだ。
現代のチームリーダーが常に意識すべきはこの3点。
- メンバーが才能を最大限に発揮できるよう「潤滑油」になること
- 個々が自発的に動ける「余白」を残すべく務めること
- チームで目指す「たった一つの目標」を忘れないこと
不純物ゼロの「好き」「楽しい」「やりたい」といった、純粋で熱い気持ちから生まれたものこそが、最も美しく、人の心を打つのだ。「100万人に届く歌は、誰か一人のためにつくられたもの」人生で、仕事で、恋愛でもし迷ったら、この言葉を思い出してほしい。
最強のブランディング戦略とは、社会状況とは関係なく、その人らしさ、つまり、オリジナリティを突き詰めていくこと。あなたらしさを最大限に表現した状態こそが、あなたがもっとも美しい姿なのだ。
人生という「ロングトレイル登山」で、ずっと下向きで歩いていては意味がない。同じく長く険しい山道を歩くなら、小さな花や鳥の声、流れる雲や気持ちいい風を感じ、五感すべてで味わいながら歩いて行こう。
![photo of man walking on dirt road](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/06/pexels-photo-4053573.jpeg?resize=503%2C754&ssl=1)
(実践)3個の行動ポイント
- 純粋に楽しそうなこと、やりたいことリストを書く
- 自分の得意と不得意を認め、得意なことを伸ばすことに集中してみる
- 年齢や立場に関係なく、シンプルに全員が対等だと考える
![wood bench light sea](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/06/pexels-photo-8568954.jpeg?resize=506%2C675&ssl=1)
感想・まとめ
この本を読んで感じたことは、自分の個性を大切にしようということ。
それがたとえイビツな形であったとしても、オリジナリティであり、美しいのだと。
他人に認められる必要もないし、無理に形を整える必要もない。
正直な自分をさらけ出すことは恐怖を感じることもある。
しかし、周囲に合わせて偽った自分はとても息苦しさを感じないだろうか?
世間の常識やルールは絶対だという思い込みを捨ててみよう。
従うべき絶対ルールは「自然の摂理」。
もし、もうひとつあるとしたら、
「あなたが心の奥底から、本気でやりたいと思えることだけ」かもしれません。
自分のことを「進化」ではなく「深化」させよう!
![green island in the middle of the lake during daytime](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/06/pexels-photo-724963.jpg?resize=598%2C398&ssl=1)
本日の書籍情報
【書籍名】人生やらなくていいリスト
【著者名】四角大輔
【出版社】講談社
【出版日】2018/4/19
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】「TO DO」を手放し、仕事の効率を高めたい。
【キーワード】やりたいこと、人生デザイン、ライフシフト
【頁 数】261
【目 次】
- はじめに
- 第1章 表現
- 第2章 孤独共
- 第3章 仲間
- 第4章 共創
- 第5章 仕事
- 第6章 信念
- 第7章 感性
- 第8章 挑戦
- おわりに
四角大輔さん素敵な本をありがとうございます。
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