うまい米を作ろう(収穫2022/9/26)

お米作り

追肥と穂肥を施す

農協からいただいた普通期水稲栽培基準令和4年版をみながら、肥料を施す日程を決めていた。

天気予報もチェックしつつ、奥さんと一緒に作業。

8月に入ると虫の防除で消毒作業が続く。農協から掲示される時期をみながら、一斉防除を行った。

今年は肥料や消毒薬も値段が高騰していて、去年よりも経費がかかりそうだ。

うちは小規模なのでまだマシだが、本業の農家さんたちは打撃が大きいのかもしれない。

畦に穴掘るふとどきもの

うちの田んぼには畦に穴を掘る虫?がいて何度も水が隣に漏れ出していた。

水を出して溜めているはずなのに、すぐに浅くなってしまう。

そういう時はどこかからか水が漏れているのだ。それを探しては穴を埋める作業を繰り返した。

水の様子をみるために、ほぼ毎日田んぼへ通う日々。

来年は畦をかたく塗ってもらったほうがよさそうだ。お金はかかるけど(-_-;)

2回続けて台風襲来

今年の夏は台風が2回直撃した。一度目の襲来でところどころ稲が倒れてしまった。

【1度目の台風】

【2度目の台風】

幸い2回とも風向きが違ったので、べったり倒れることはなかった。

水に浸かってしまうと、穂から芽がでてしまったり、収穫できなくなってしまうのだ。

そのまま放っておいても大丈夫そうだった。

待ちに待った収穫日

稲の色が若干悪かった。原因は穂肥のやりすぎというアドバイスをもらった。

葉に斑点があったり、穂が小粒かな~という出来栄え。

まとめ

去年よりも作業自体が大変だったように感じた。

本業が忙しかったということもあり、疲労が溜まってしんどいな~と思うことも多々あった。

それでも自分ができることは手を抜かず、ベストを尽くせたので後悔はない。

やれるだけのことはやれたと思う。

収穫量は期待していなかったが、去年と同じ量とれていた。

米が入っていない籾が多いのかもと心配していたが、そうでもなく安心した。

精米したお米が食卓に並ぶ。家族みんなで育てたお米をいただいた。

つやつやしていて、とても甘い。なんとも幸せな食卓だった。

いつもは小食な娘もこの日ばかりは「お米おいしい、おかわり~」と言ってたくさん食べてくれた。

「みんなで頑張って育てたからね~」と話した。

親戚やお世話になった方々へもおすそわけすることができた。

みんな「新米は縁起がいい」と喜んでくれる。

苦労が多い分、喜びも大きい。

今は、ゆっくりおいしいごはんを味わいたいと思う。

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