追肥と穂肥を施す
農協からいただいた普通期水稲栽培基準令和4年版をみながら、肥料を施す日程を決めていた。
天気予報もチェックしつつ、奥さんと一緒に作業。
8月に入ると虫の防除で消毒作業が続く。農協から掲示される時期をみながら、一斉防除を行った。
今年は肥料や消毒薬も値段が高騰していて、去年よりも経費がかかりそうだ。
うちは小規模なのでまだマシだが、本業の農家さんたちは打撃が大きいのかもしれない。
畦に穴掘るふとどきもの
うちの田んぼには畦に穴を掘る虫?がいて何度も水が隣に漏れ出していた。
水を出して溜めているはずなのに、すぐに浅くなってしまう。
そういう時はどこかからか水が漏れているのだ。それを探しては穴を埋める作業を繰り返した。
水の様子をみるために、ほぼ毎日田んぼへ通う日々。
来年は畦をかたく塗ってもらったほうがよさそうだ。お金はかかるけど(-_-;)
2回続けて台風襲来
今年の夏は台風が2回直撃した。一度目の襲来でところどころ稲が倒れてしまった。
【1度目の台風】
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【2度目の台風】
![](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_E30821.jpg?resize=547%2C610&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_E30831.jpg?resize=548%2C623&ssl=1)
幸い2回とも風向きが違ったので、べったり倒れることはなかった。
水に浸かってしまうと、穂から芽がでてしまったり、収穫できなくなってしまうのだ。
そのまま放っておいても大丈夫そうだった。
待ちに待った収穫日
![](https://i0.wp.com/www.hi-yu-a.com/wp-content/uploads/2022/10/image.png?resize=558%2C304&ssl=1)
稲の色が若干悪かった。原因は穂肥のやりすぎというアドバイスをもらった。
葉に斑点があったり、穂が小粒かな~という出来栄え。
まとめ
去年よりも作業自体が大変だったように感じた。
本業が忙しかったということもあり、疲労が溜まってしんどいな~と思うことも多々あった。
それでも自分ができることは手を抜かず、ベストを尽くせたので後悔はない。
やれるだけのことはやれたと思う。
収穫量は期待していなかったが、去年と同じ量とれていた。
米が入っていない籾が多いのかもと心配していたが、そうでもなく安心した。
精米したお米が食卓に並ぶ。家族みんなで育てたお米をいただいた。
つやつやしていて、とても甘い。なんとも幸せな食卓だった。
いつもは小食な娘もこの日ばかりは「お米おいしい、おかわり~」と言ってたくさん食べてくれた。
「みんなで頑張って育てたからね~」と話した。
親戚やお世話になった方々へもおすそわけすることができた。
みんな「新米は縁起がいい」と喜んでくれる。
苦労が多い分、喜びも大きい。
今は、ゆっくりおいしいごはんを味わいたいと思う。
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