「再生可能エネルギー図鑑」

書評

先日三女が父のためにこんな本を学校から借りてきてくれました。

なんて知的な娘なんでしょう。(≧▽≦)

再生可能エネルギー図鑑  〔監修〕Looop 〔発行〕日経BP

 

地球温暖化にともない、日本では温室効果ガス80%削減を目標に様々な取り組みが行われいる。

さまざまな取り組み

  • メガソーラー~ソーラーパネルを敷き詰めた巨大な太陽光発電所。
  • 自然共生型プロジェクト~自然の中でエネルギーの自給自足を体験する宿泊施       設。
  • 工場と再生可能エネルギー~自社で電気を生み出し、エネルギーを地産・地消。
  • 農業と再生可能エネルギー~農作物を作りながら発電をする次世代の農業経営。
  • ゼロエネルギーハウス~最新技術を駆使してエネルギーを自給自足する住宅。

「なるほど~ポイント」

  1. 静岡県富士宮市では耕作地にソーラーパネルを設置して農作物を栽培している。
  2. ソーラーパネルは一定の間隔をあけて設置され、作物の生育に適した量の太陽光が降り注ぐように設計されている!
  3. ゼロエネルギービルでは高性能断熱材や断熱しゃへい窓、日射しゃへい・自然採光が取り入れられている。窓の上部にしゃへい板によって、夏の日光をさえぎり、冬の日光を取り入れる。
  4. 風力発電の羽は風向きによって向きを変えるヨー駆動制御、風の強さによって羽の角度を変えるピッチ駆動制御などの仕組みを備えている。
  5. 大分県九重町には地中の熱で発生した蒸気と熱水で発電する日本最大の地熱発電所が動いている。

電気をはじめとするエネルギーが無料になったら

  • 飲み水や生活水が十分に使える。
  • 食べ物がみんなに行き渡る。
  • 電車賃が安くなる。
  • 電気自動車が低いコストで運転できる。
  • 暑さ・寒さから身を守れる。
  • 携帯電話の通話料が安くなる。
  • コンピューターのコストが安くなる。
  • 戦争がなくなる。

人類が新しい活動をするための余裕が生まれ、これまでにないクリエイティブなものを創造することが可能な世の中となる。

まとめ

我が家でも脱炭素を目指し、2か月前に電気自動車を購入しました。(中古です。)

来月にはIHキッチンとエコキュートを導入して、オール電化にします。これにより深夜電力の契約が可能となり、電気自動車の充電も割安料金ですみます。

環境にも良いし、家計にも優しい。すばらしい投資だと考えてます。

ゆくゆくはソーラーパネルを設置して、発電した電力で自宅の消費電力をまかなえるようにしたいと検討しています。

しかし、家庭用の蓄電池は高価格で、性能の面でも容量の面でも、もう少しよいものが開発されるのを期待しています。価値と価格が釣り合えば、すぐにでも取り入れたい気持ちはあるのです。

島のあちこちでもソーラーパネルや風力発電をみかけます。自然の美しい景観を残しつつ、エネルギーフリーな島にかわっていくことを願っています。

最後にこんなすてきな本を借りてきてくれた三女に愛をおくります♥

 

 

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