みなさんこんにちは。本日ご紹介するのは四角大輔氏の著書「超ミニマル主義」という本。
私が敬愛する四角氏の新刊。書店で手にした瞬間に感じたのはずっしりとした厚み。
表紙は非常にシンプルなイラストだが、この分厚い本にどれだけの情報、ライフハックが詰まっているのだろうかとワクワクした。
あらゆるモノゴトを軽量化するためのメソッドがふんだんに散りばめられている。
これまで他にも四角氏の本はご紹介してきました。
今回の本はこれまでの仕事術やライフハックなど幅広いコンテンツを1冊の本にまとめた内容となっています。
この本1冊であらゆる分野のミニマル化が効率よくシフトできます。
ムダをそぎ落として、身軽になる。本当に大切なことに集中する。
そんなシンプルな働き方・生き方を手にするための教科書となっています。
ぜひ一読ください。
(要約)15個の抜粋ポイント
働き方が非効率すぎて慢性疲労が日常となり、脳と身体のパフォーマンスが下がっている。
不確かな他人の意見ではなく、自分の心の声に従って生きてよかった。
less is freedom~最小限であること、軽いことが真の自由を生み出す。
小さな小さな作業の繰り返しこそが、「自分とはどんな人間か」を探っていくプロセス。
極端なスクリーン使用は、「思考力・記憶力・集中力・認知能力・学力・自尊心・睡眠の質・人への関心」を低下させる。
「前日の夕方どう過ごしたか」と「睡眠の質」が翌日のパフォーマンスを決定づける。
「一番高い午前中の集中力」を利用して、タスクやメール処理、事務的な業務を最短時間で終わらせる。
仕事のスケジュールも、プライベートのスケジュールも、両方をデジタルカレンダーに統一する。
深く呼吸して脳に十分な酸素を送り込みながら、手持ちのタスクをすべて書き出す。
「25分集中+5分休憩の30分サイクル」を3回繰り返して「ワンセット90分」とする。
興味深かったのは「自分自身(という1人)に向けて書いた」という曲のパワーが圧倒的だったこと。
「1人に届けるピンポイント理論」をPRやマーケティング等でも実践する。
「全力を傾けるべきポイント」を見極め、その瞬間に「すべて」を投入する。
とにかくすべてを前倒しして、世間と時間をずらす。
超ミニマル主義8か条
- もっとも大切なことに集中するために、他のすべてを手放す
- 身軽さ、自由度の高さ、遊び心が、潜在能力を最大化する
- 最短時間で最大効果、最小労力で最大パフォーマンスを
- 仕事を愛し、楽しんで働くことで最高のアウトプットを
- 心を軽くするために、体の負担と環境負荷を最小化する
- 上質な成果を出し続け、持続的に働くために暮らしを整える
- 時間に極端なメリハリをつけて初めて、人生は豊かになる
- 仕事は究極のあそびであり、働き方は生き方である
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(実践)3個の行動ポイント
- 朝を軽くする。(朝の光を感じながらストレッチ、ジャーナリング、瞑想を習慣化する)
- 仕事とプライベートの予定を統一、グーグルカレンダーでデジタル化する。
- 寝る前2時間はリラックス時間とする。ブルーライトをみない。
感想・まとめ
やはり身の回りの生活環境や生活習慣を整えることは、人生の質を大きく左右すると実感した。
この本で紹介されているメソッドを自分の生活に活用してみた。
まずは、ハードルの低いポイントからとりかかり、どのように改善されるのかを実験してみる。
私が最初に取り組んだのは予定の統一とデジタル化だ。
googleカレンダーに仕事もプライベートもまとめてみた。
四角氏がお勧めする設定にしてみると、なるほど使いやすい。
また、なぜこのような設定にするのかという理由も説明されている。
四角氏本人が実験して改善してきた結果なのだと思う。
そこからさらに、自分の生活に合わせた設定にブラッシュアップすることができる。
大切なのは自分が活用しやすいか、心地よいかだな~と感じた。
様々なメソッドを教科書的に学べるこの本を活用しない手はない。
本日の書籍情報
【書籍名】超ミニマル主義
【著者名】四角大輔
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2022/09/13
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】手放し、効率化、超集中
【キーワード】仕事術、働き方、思考と習慣 など
【頁 数】397
【目 次】
- プロローグ
- 超ミニマル主義とは
- 装備とモノの軽量化
- 情報とワークスペースの軽量化
- スケジュールの軽量化
- タスクの軽量化
- 思考と習慣の軽量化
- エピローグ
四角大輔さん素敵な本をありがとうございます。
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