今回ご紹介しますのは「精神科医が教えるストレスフリー超大全」という本です。
この本は精神科医の樺沢紫苑先生が書かれた、人生のあらゆる悩み・不安・疲れをなくすなめのリスト。
きっかけは私自身が精神疾患を患ったこと。
病気の改善を目的に動画や本を調べるうちに出会った書籍です。
以前にも樺沢先生が出版されている「毎日を楽しめる人の考え方」という本についても記事を書いています。参考までにご覧ください。
樺沢先生の本を読んで学ぶうちに、心が軽くなり、生活に彩をとりもどすことができた。
それだけ、ポジティブな影響力のある内容です。
樺沢先生の考え方や価値観に強く共感し、あらゆることが腹落ちした感覚を覚えた。
脳科学的にも説明されているので、感情と脳の働きがどのようになっているのかが、理解できる。
人生の悩みを解決する手助けとなること間違いなしです!
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(要約)15個の抜粋ポイント
①規則正しい生活のまとめ
- 睡眠(毎日7時間以上の睡眠をとる。最低でも6時間を死守する)
- 運動(1日20分週に150分以上の中強度の運動、早歩きやジョギングなど)
- 食事(1日3食をバランスよく、よく噛んで食べる) これをベースにして生活しよう
②人の意見に従うと不幸になる。他人は何一つ責任をとらない。
③自分の心の扉が閉じていると信頼関係は深まらない。心の扉を自分から開けよう。
④「悪意を向けてくる人」は残念な人たち。「スルーする」というのが、もっとも良い対処法。
⑤他人を変えるのは、究極のストレス。他社の課題に立ち入らないこと。
⑥SNSは2つ以下に絞る。アウトプットツールとしてSNSを活用する。
⑦安定した夫婦関係が「幸せ」の基本。一日30分、夫婦で対話する時間を作る。
⑧職場で理解される最も確実で、簡単な方法は「仕事で成果」をだすこと。
⑨天職を見つける3つの質問
- 自分がやっていて楽しい、価値ある活動は?
- 自分の強みとは?卓越した能力を発揮できる分野は?
- 上記の2つで、社会に貢献できることは?
⑩お金持ちになる方法は2つしかない。「起業」と「投資」である。
⑪睡眠の質を上げるには、寝る前の脳を「リラックス」させることが必須。
⑫1日3分でできるポジティブ思考を鍛える方法は「3行ポジティブ日記」を書く。
(1日の終わりに、今日あった楽しかったこと、ポジティブな出来事を3つ書く、という単純なワーク)
⑬メンタル疾患の病気を自分の「性格」や「気質」のように、自分の一部として受け入れていく。
⑭悩み解決のプロセス
悩む→調べるor相談する→to doを知る→行動する
⑮「生きる意味」は見えなくとも、今の自分にとってのビジョンを決めて行動することはできるはず。
樺沢先生のYouTubeチャンネル
(実践)3個の行動ポイント
- 睡眠・運動・朝散歩を習慣化する
- 自分の価値観を大切にし、理想のビジョンを追求する
- 生活を整え、心と身体のケアをする
感想・まとめ
冒頭でも少しご紹介しましたが、私がこの本と出会ったきっかけはメンタル疾患を患ったことがきっかけでした。
樺沢先生の書籍で学ぶうちに、生活習慣を整えることがどれだけ大事なことか痛感しました。
また、幸福には3つの種類があり、科学的に幸せになれる方法があるのです。
詳しくはぜひ本を手に取って読んで頂きたいのですが、キーワードは「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」という脳内物質。
日々の安定した精神状態(セロトニン的幸福)と安定した人間関係の(オキシトシン的幸福)の2つが手に入れば、別にお金持ちにならなくても、社会的に成功しなくても幸せに生きていくとができるのです。
幸福にも土台となる基礎があり、最後にドーパミン的幸福を目指すのです。(目標設定と目標達成)
幸福の基礎を築くために必要なのが生活を整えるということ。
人生の悩みやストレスを解消するヒントが満載の本書をぜひ手に取って読んで頂きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
本日の書籍情報
【書籍名】精神科医が教えるストレスフリー超大全
【著者名】樺沢紫苑
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2020/07/01
【オススメ度】★★★★★
【こんな時に】ストレスが溜まっているとき
【キーワード】脳科学、メンタル疾患、ストレスフリーなど
【頁 数】343
【目 次】
- 序章
- 第1章 他人ではなく「自分」を変える
- 第2章 「仲間」と「家族」が活力となる
- 第3章 「天職」を求め、「やらされ仕事」から抜け出す
- 第4章 「疲れない体」を手に入れる
- 第5章 心を整え「新しい自分」にアップデートする
- 終章 精神科がたどり着いた「とっておきの考え方」
樺沢先生、素敵な本をありがとうございます。
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