自分を活かし成果を出す ドラッカーの言葉

書評

『自分を活かし成果を出す ドラッカーの言葉  桑原 晃弥』

経営学者ドラッカーの厳選した「80の言葉」を現代の例えを用いてわかりやすく解説されています。
難解なドラッカーの言葉をワンフレーズで「超訳」した名言集。
真意が大づかみできるので、実際の行動に移しやすい。

<著者プロフィール>

956年広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。
慶應義塾大学卒。業界紙記者を経てフリージャーナリストとして独立。
トヨタからアップル、グーグルまで、業界を問わず幅広い取材経験を持ち、企業風土や働き方、人材育成から投資まで、鋭い論旨を展開することで定評がある。
主な著書に『ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則』(朝日新聞出版)、『スティーブ・ジョブズ名語録』(PHP文庫)、『トヨタのPDCA+F』(大和出版)、『トヨタだけが知っている早く帰れる働き方』(文響社)など多数。JMAMでは近著『トヨタ式考える力』『グーグルに学ぶ最強のチーム力』を執筆

この本を選んだ理由

ワンフレーズにつき1ページで解説・まとめられているので、気になったフレーズをサッと読むことができる。また、ドラッカーの原書をまだ読んだことがない私には、入門書として最適な本でした。各フレーズは引用元となっている本の題名も記されているので、深掘りたいと思ったらその本を手に取ってみるのもおすすめです♪

おすすめポイントベストスリー

①ワード20「なすべきことは何か」を考えよ

仕事をする上で大切なのは好きか嫌いかではありません。自分には何が求められているのか、自分が本当になすべきことは何かを考え、実行することなのです。

②ワード50人生100年時代をどう生きるか

組織の寿命や職種の寿命より人間の寿命の方が長い時代、人は学び続け変わり続けることが何より大切なのです。

③ワード51「一生学び続けるために」

ドラッカー自身が行っていた学習法。一時に一つのことに集中して勉強をして、ある程度身についたら次のテーマに移るという方法。このやりかたをいくつになっても続けたことが、ドラッカーを成功をもたらしました。

どう活かすか?

人の寿命は延び、変化スピードも加速している。

そんな時代にこそ必要な力が、学び続け変化し続ける力。

一日一時間、テーマを一つに絞り、自己投資として学習する習慣をつける。

みなさんも少しづつ楽しみながら、学習してみませんか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。

コメント